昨夜は職場のメンバーがオフィシャルに開催してくれる送別会でした。
それほど大きなグループじゃないので、
10数人くらいのシンプルな飲み会ではあったけど、
現職で最後の1年を一緒にすごした先輩、後輩との別れは特別なものでした。
ある先輩には迷惑をかけた
僕が辞めるなんて言い出さなければ、本来やらなくていい仕事をどれほどやらせてしまったか。
なのに文句ひとつ言わず、完璧以上に僕の分の仕事をカバーしてくれて、
そのうえ、いつも僕にエールを送ってくれた。
僕のことをいつも認めて、信じてくれていた。
本当に先輩には頭が上がらない、こういう人と一緒にいられたことを誇りに思います。
ま、退職したからといって人の縁を切らなければいけないワケではない。
一生のお付き合いをお願いしたい。一生をかけて恩返しをしたい。
ある後輩には嫌な思いをさせた
その後輩が僕の職場に合流したのは組織改正がゴタゴタしたタイミングだった。
研修・OJTが完璧ではなかった。
伝えるべき内容がそろっていなかったし、フォロー体制が取れてなかった。
彼が1人立ちしてすぐに事件がおきた。
本当に嫌な思いをさせてしまったと後悔している。
けど彼は強かった、本当に。
また改めて同じような事象に出くわしたとき、堂々とそれをこなしてみせた。
僕らに足りていなかった部分を自力で超えてきた。
本当に申し訳ないと思っていたが、結局、彼の成長に僕自身が慰められた。
ある後輩を誇りに思う
その後輩と出会ったとき、彼の仕事に対する姿勢は揺らいでいた。
この仕事にどこまでコミットするか、そんなことより収入とワークライフバランスなのか。
まだ揺らいでいた。
昨夜の彼は違っていた。
自分の信念をもっていた。
出会ってからの2年ほどで見違えるように変わった。
相手の課題感や困っていることに真正面から向き合い、解決し、信頼を得た。
仕事にコミットし、信念をもち、それを人に伝える言葉には、実行してきた人ならでは力がある。
ひるがえって、その行動が理想的な収入とワークライフバランスを実現する。
ご夫婦で子どもを授かりたいと話していると言っていた、
彼の望むワークライフバランスを達成してほしい。
同期は宝だと思う
ずっとこの転職についてリアルタイムで報告、連絡、相談している同期がいる。
彼は送別会のメッセージで僕に対して
「人が一生のうち仕事で会社に貢献するだけのことをもう十分やった、辞めることを謝る必要はない」
と言ってくれた。
受け入れるには恐れ多い言葉だが、この言葉以上に勇気をもらえる言葉があるだろうか。
この職場で一緒にすごせて本当にありがたい。感謝しかない。
この4人のほかにも何人もの先輩・同期・後輩に感謝と懺悔の気持ちが書ききれないほどあるけれど、
本当に人に恵まれた社会人生活だったなぁ。
第2の社会人人生は自分の生涯をかける挑戦だ。
今回みんなにかけてもらった言葉に恥じない行動をしよう。