175日後にコンサルになる のび汰

175日後にコンサルになる のび汰です。

僕にとっての社会学を恩師に伝える のび汰【あと86日】

このブログは下書きのまま清書町で放置してしまっていましたが、
どうにもこうにも清書が進まないので、
読みづらいかもしてませんが下書きクオリティのまま放出します!

                                                                                                                                                    • -

今日は特別な日でした。
3月に卒業した通信大学の社会学をご担当くださっていた先生を囲む会です。
これは、よいイベントを開催してくれる友人が企画してくれたもので、
本当に本当に心から待ちわびていた会です。

社会学との出会い

というのも、僕は高等専門学校の出身なので、
中学卒業後からいきなり専門的な科目を中心に学び(もちろん数学や国語、英語などもそれなりにあるけど)、
高専を卒業後そのまま就職してしまったので、
いわゆる教養科目というものを受けたことがなかったんです。

だけど、
社会人もそれなりに長くなり、ビジネスというものが「社会」とどうつながっているのか興味を抱き始め、
また子供が生まれてさらに「社会」というものを意識するようになってきていたそのときに、
通信大学ではじめてこの先生の「社会学」に出会ったんです。

ものすごく自分の知的好奇心を刺激されたというか、
いままで自分に足りないと思っていた穴を埋めてもらえたというか、
そんな感覚との出会いでした。

1つ1つの家庭、1人1人の個人は自律して存在はしているものの、
「社会」というものが作り出すなにかの中で生きているし、
何かや誰かとの相互作用が「社会」を作り出しているのだけど、
なんか人々はその見えないものに気がついていないというか、、、
なんかうまく説明できないけどそんな感じ。

これは本当に自分のこれまでの人生を通じて感じていることで、
結局自分は運よくいまここまで生きて幸せに過ごせている。

だからもっと知りたい。

メディア論

この先生の講義でもっとも感銘を受けたのが「メディア論」。
ここで人様に説明できるほど理解してないと思うので多くは書きませんが、
僕が一番グっと来たのは、「メディア=仲介するもの」であるということ。

メディアといえばなんとなくのイメージでマスメディアのことを指していたんだけど、
仲介するものはなんでも「メディア」なのだという。

この考え方で物事や自分の仕事や、いわゆるメディア活動をしている事業体を見るようになり、
そして今世の中で「こんなメディア」が足りていないんじゃないかと考えるようになり、
それを生涯の仕事にしたいと思った。
そのくらい僕の人生観に影響を与え、しかも今や行動に移してしまっているという、それほどのものです、僕にとって社会学とは。

コーヒーハウス

そんな思いを、先生にじかに伝えることができた、この会は本当に僕にとっては人生で忘れられない日になりました。
そして、このメディア論の中でも特に自分の人生観を大きく変えたのが「コーヒーハウス」のエピソードです。

これも深くは語れないので、なんとなくそれっぽいリンクを置いておきます。
https://www.y-history.net/appendix/wh1003-075.html

そしてもっと知りたくなって読んだ本がこちら。

このコーヒーハウスに対する僕の解釈を先生と語り合うこともできました。
そして先生との議論のなかで、
「現代社会にもかつてのコーヒーハウスが担っていた役割をする場所(リアルでもサイバーでも)はなんでしょうね」
という話になったとき、先生から、
「つい最近まで現代社会でもその役割を果たす場所があったと思うんだけどなんだと思う?」という質問が。

う~ん、Twitterでもないしインスタでもないし、、、Youtubeはコミュニティじゃないしなぁ、、、
と考えていたら
「喫煙所です」

という意外な、でもめちゃくちゃ納得する答えを教えていただきました。

たしかに。
喫煙所ネットワークが許している無礼講な雰囲気、
お酒の場よりももっと偶発的な出会いや議論を生じさせる喫煙所。
そうだ。
ただこれからも喫煙所に期待することは難しい。
それの代替はなんだろうか、、、

作りたい。
現代のコーヒーハウスを。

卒業生同士でさらに語り合う

さて、僕を社会学と出会わせてくれた恩師への感謝を伝え、議論もさせていただいた夢のような時間がすぎ、
新宿は夜中の0時ごろ。

しかし、この熱い気持ちを今度は学友と共有したいじゃないか、ということで、
遠方から来ていて近くにホテルを取っている、
これまた僕にとっては特別な友人(年上)でとの語らいの時間。

二人だけの二次会もとてもよい話ができていい時間だったなぁ。

この友人は、様々な人生経験を経て社会人として素晴らしい地位を築いている。
だからこそ、社会に還元したいという熱い思いを持っている方。

ただこんなちっぽけな個人たちがなんか考えたところで何ができるかなんてわからない。
わからないけど、「そういう気持ちを抱いてしまったものの責任」として、
なにかしなきゃね、機が熟したら行動に移しましょう。

そんな約束をしてお別れをしたような気がします。
(酔っててよく覚えてないけど笑)

社会人になってわざわざ学びに来た通信大学には、
なんかしら心に秘めた思いがある。

この先の人生が楽しみだなぁ。