175日後にコンサルになる のび汰

175日後にコンサルになる のび汰です。

先輩と語らう夜の のび汰【あと111日】


こんばんは、のび汰です。
またブログの更新が遅れがち、、、
今回は昔職場で一緒に働いていた尊敬する先輩との語らいについて記録します。

先輩と語らう

昔、職場で一緒に働いていた先輩が、僕の職場に応援で来てくれていたので、久しぶりに夜2人っきりで飲みに行きました。
そう、目的は僕自身の進退について報告するためです。

先輩には以前からこの先のキャリアチェンジについての悩みを打ち明けていたので、
僕の報告を聞いた瞬間に、おめでとう!と言って手を差し伸べてくれました。そのキレの良さがめちゃめちゃうれしかったです。
なんて言おうかなとか、ちょっと考えるような間もなくです。

夢を語る

僕の転職はいろんな切り口で説明ができます。
いまの職場の不満だったり、組織の迷走に関する不信感だったり、業界の将来性の低さだったり。
どれも本当に感じていることだし、転職を決めた一要因にもなっているから、それぞれ深く話せるとは思う。

しかしこの先輩に話したいのは「夢を叶えるため」という切り口。

そういうことをまっすぐに聞いてくれる先輩なんです。

夢と言っても「小さな頃からずっと抱いていた夢」みたいな、物語性の強い話じゃなくて、
中年になって、自分の将来とか世の中のこととかを考えはじめてから見つけた夢。

それはものすごく単純化すると「本当に今必要とされているメディアを作りたい」ということ。
これは実は、今度の転職先とは直接関係がありません。
いま僕が実行しようとしている転職は、自分の夢に近づくための一歩。

夢を追いかけるのは素晴らしいけど、やっぱり自分の生活、子供の教育のためにもお金を稼がなくちゃいけないから、
ひとまずは「稼ぐ力をつける」ためにも、僕のび汰はコンサルを目指すしかなかったんです。なれるかどうかもまだすごい不安だけど、、、
でも自分のスキルが少しでも生かせそうで、生活水準を変えない方法はこれしかないのです。

その前提を話したうえで、
自分が本当にやりたいこと、メディアのこと、教育のこと。
そんな話をこの先輩なら包み隠さず、無謀なことも含めて話すことができる。そんな感じです。

さらに上を行く先輩

先輩は僕が夢見ている「本当に今必要とされているメディアを作りたい」に、真っ正面から「大賛成」と言ってくれました。
というのも、その先輩も同じことを考えていて、なんとすでに僕がメディアとして一番大事にしていることをいくつか実現していたんです。

先輩は、今の組織の中でそれを実現している。
僕は、今の組織の中を自分でひっかき回す力も勇気も精神もなかったので、それを外に求めましたが、先輩は違いました。
やっぱりこの人はいつも僕の想像の上を行くなぁ。

本当のメディアとは

メディアとは仲介するもの。
それが語源でもあるし、本来の意味だと思っています。

ここでいう、いわゆる "メディア" は情報を仲介する。

仲介というからには、主体は別にあって、それはまさしくその情報の渦中にいる人々。
その渦中の人々本人たちの声を、それを必要としている人たち(それは潜在的な意味も含めて)に届けようとするのがメディアの仕事です。
これまでの大手がやってきた殿様商売的な "メディア" は、もはや世の中から求められてすらいないようにも感じます。
じゃあどんな "メディア" が求められているのか。
それは、
「情報の主体者に伝える力を与えてあげること」だと確信しているんです。

そして今それを実践している人の近くで、それを学んでいる最中です。

そんなことを先輩に伝えたところ、こちらも先輩は大喝采。
なぜなら先輩はすでに実行しているから。

例えば、地方の小学校に出向いて、主体者の人々の情報発信力を引き出そうとしている。
そうして主体者から発せられた情報は、大衆ではなく、当事者に届く。

1つのエピソードとして話してくれたのは障がい者施設の例。
情報発信ワークショップを行っているとき、障がい者さんの表情がとても明るくなってる!と施設の方が驚いていいたそうです。
ただ、その障がい者さんの表情を見てもそれが喜びの表情だとは、先輩たちにはすぐわからなかったそうです。
でも、普段から障がい者さんと接して生きている人たちにとっては、「喜びの表情」はわかる。

届けたい人と、知りたいという人が、仲介者を通じてつながった瞬間でした。

これだ、僕はこんな "メディア" がやりたい。
それがこれからの社会に必要とされる "メディア" のありようじゃないかなと。

そんな話を先輩とじっくりとお話させていただきました。

コンサルまで111日

先輩は、組織の中でやるべきことを続けているし、現実に成果も出ている。
僕は、外の世界にそれを見つけ、そこにたどり着くまでの道筋をつけようともがいている。

中年がいつまでも夢を追い続ける物語、うまくいくかな。。。