175日後にコンサルになる のび汰

175日後にコンサルになる のび汰です。

IT社長から転職エージェントの闇を聞く のび汰【あと92日】

こんばんは、のび汰です。
またも記事が溜まってきてしまった。
日にちをさかのぼりながら書き記そうと思います。

IT社長との出会い

僕はマイカーを所有しているんですが、23区内にすんでいるということもあって駐車場が高い!
そのくせ仕事で車を使うわけでもないので、車をつかう機会が少ない。
すごいもったいないんですよねぇ~。

そんなこんなで車の維持費を少しでも軽減しようと、
エニカという個人間カーシェアリングサービスを利用して、
文字通り個人間でカーシェアリングをして維持費の足しにしています。
anyca.net
(ご興味ありましたらなんなりとご質問ください!)

そして、今夜のお客様が小さなIT企業を営む社長さんだったんですね。
僕は「フリーデリバリー」といって、車を借りたい人の自宅近くだったりターミナル駅の近くだったり、都合の良いところまで車を運ぶサービスをしています。
そのおかげもあって、都心に住むお金持ちが借りてくれたりすることもたびたび。
今回はまさにそういったパターンの都心に住む社長さんでした。

僕がこれからなろうとしているITコンサルティングの文脈でも、
こういった人脈は広いにこしたことはないだろうと、名刺交換なんかもしたりして。
今回もカーシェアを通じてとてもいい出会いになりました!

転職エージェントの闇

ところで、この社長さんとカーシェアの手続きついでにちょっとお話する時間があったんですが、
そこで聞いた転職エージェントビジネスにまつわる話で(人を雇う側からすると)闇を感じたんです。

そもそもその社長さんの会社は、
準委任契約などでIT人材をソフトウェア受託会社に入れることがあったり自社のサービスを作ることはあるんだけど、
ソフトウェア開発の受託自体はあまりやることがないということでした。
(できれば一次受けで)受託開発ができた方が儲けは大きくなるので、なんでやらないのかな?と思い尋ねたところ、
プログラミングはできるけど、要件にまつわるコミュニケーションだったりプロジェクトの遂行に関する仕事ができる人材がいないとか。
個人的には意外ですが、ウワサ通りなかなかこのあたりの人材が足りてないってことみたいですね。

社員それぞれの個人的な性格・趣向によるところなのかなと思いきや、、、
実はそういった人材の獲得もさることながら、そのレベルに達するまでの社員の定着がそもそも難しいということらしいんです。

それはなぜかというと、
まず人を雇おうとするときのコストが高い。
転職エージェントを介して採用する場合なんかは、年収の30%くらいをエージェントに手数料として支払わなきゃいけない。
だから、例えば年収500万円だった場合は手数料として150万円も支払わなきゃいけないんですね!
たしかに高いは高いけど、それで数年間でも定着して売り上げに貢献してくれればいいんでしょうが、、、

ここからが闇な部分で、
転職エージェントたちは、1年ほど経つと自分が紹介した人材にさらなる転職の誘いの連絡をするそうなんです。
ちょっとでも実務経験が増えていれば、職務経歴書もそれまでよりは良さげに見えるでしょうから、
ひょっとすると、その会社よりも高い年収提示でのオファーが受けられるようになるという狙いで、
まぁ、実際に求職者に対して今以上の給料が出せる会社があるんであれば、その方が求職者にとってもはいいんでしょうが、
転職エージェントがそれを仕掛けているというところがなんとも闇深い。。。

コンサルまで92日

企業から150万円も手数料を取っておきながら、
あっさりとそこからまた同じ人材を引っこ抜いてしまおうとするこの図太い神経というか、誠実さに欠けるというか、、、
もちろんすべての転職エージェントがそういう人ではないと思いますが、
たしかにビジネスモデル的にはそういう動きをした方が儲かる構造ですもんね。

大手企業だったら、今後のつながりとかも考えてそういったあからさまな行為は自制するかもしれないけど、
中小零細の企業はつらいだろうなぁ、、、

僕としてはそういう小さな会社の困っているところで役に立てるような仕事ができればなぁと思いますね。
例えば今回出会った社長さんだったら、短期間とかピンポイントとかでプロジェクト管理に関して助けてあげるとか、
まぁただそういうコンサルタントを雇う費用もそれなりのもんだろうから、、、結局中小企業にはしんどい話なのかな。。。